ロボネット通信NO.8

暑さが本格的になり、工場内でも熱中症対策が欠かせない季節となりました。
製造現場では、人手不足への対応や生産性向上に加え、
「安全に働ける職場づくり」の重要性もますます高まっています。

今回は、ロボット導入に欠かせない「リスクアセスメント」についてご紹介します。

 

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★今月のワンカット
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💬 現場のひとこと

「危ないと思ったけど、事故にならなかったから、そのまま使っていました。」

製造現場では、

「ヒヤッとした」
「危なかった」

という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

事故には至らなくても、その”ヒヤリ・ハット”は重大事故につながるサインかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

🔧 事務局メモ

ロボットは正しく使用すれば、人手不足の解消や
生産性向上に大きく貢献します。
しかし、安全対策が十分でなければ、
思わぬ事故につながる可能性があります。
そのため、ロボットシステムを構築する際には、

「どこに危険があるのか」

を事前に洗い出し、安全対策を検討することが重要です。

例えば、
・ロボットと人が接触する可能性はないか
・ワークが落下する危険はないか
・設備に手や指を挟まれる場所はないか
・非常停止後も安全を確保できるか

このような危険を一つひとつ確認し、
リスクを低減していく活動をリスクアセスメントといいます。

■ リスクアセスメントとは?

リスクアセスメントとは、
設備や作業に潜む危険を見つけ、
その危険の大きさを評価し、
できる限り危険を小さくするための活動です。
大切なのは、
事故が起きてから対策するのではなく、事故が起こる前に対策すること。

例えば、

  • 危険な場所へ手が入らない構造にする
  • 安全センサーや非常停止装置を設置する
  • 作業手順を見直す
  • 作業者への教育を行う

など、設備と運用の両面から安全を考えます。

 

ロボットは「安全な機械」ではなく、

安全に設計・運用して初めて、安全に使える設備です。

だからこそ、ロボット導入時には、
生産性だけでなく安全性も同時に考えることが重要です。

 

 

 

🟦 今月のキーワード


「ヒヤリ・ハット」

1件の重大事故の背景には、

29件の軽微な事故、

300件のヒヤリ・ハットがあると言われています
(ハインリッヒの法則)

 

 

 

 

 

 

 

現場で感じた「危なかった」という気づきを共有することが、
大きな事故の防止につながります。

 

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★事務局より
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事務局の東出です。

先日、カワサキロボットサービス株式会社が開催する
「リスクアセスメント講習」を受講させていただきました。

講習では、実際のロボット設備を例に、安全性をどのように評価し、
どのような対策を講じるべきかを実践的に学ぶことができました。

特に印象に残ったのは、「安全対策は設備完成後に追加するものではなく、
設備を計画・設計する段階から考えることが重要である」という考え方です。

今後は、今回学んだ知識を活かし、
会員企業の皆様へ安全で安心なロボット導入に
役立つ情報を発信するとともに、
自動化に関するご相談にも積極的に対応してまいります。


今後の予定

9月15日 講演会・会員交流会(講師:三重大学 池浦 良淳 教授)

 

今後とも、
みえ・ロボット推進ネットワークをよろしくお願いいたします。

 

▼みえロボネット公式サイト
https://mie-robot.net/